5年前
長い時間離れていた魂が身体に収まり眠りから覚めかけた時
『あー。太陽が出ているね。青空を見ると気持ちがいいね。元気になるよ。』と
年配の男性の清々しい声が聴こえてきました。
その言葉を聴いて
『私は生きている…戻って来れた…』と
実感した時でもありました。
集中治療室にいた私は
回復したらその男性にお礼を言うつもりでした。
『その節はありがとうございました。とても生きる勇気をもらいました。』と
けれども
完全に意識が戻った時には、その部屋でお目にかかることもなく
もうすぐ5年になります。
何気なく発した言葉が
誰かのためになっていることがあります。
その言葉には魂が込められているからなのでしょう。
魂から生きることは
自分の中から湧き上がる声を聴き
愛を表現することなのでしょう。
そして
それは自然と誰かの役に立っているものなのだと思うのです。
ふと聴こえてくる誰かのつぶやきは
愛のあるメッセージかもしれませんね。
今日も生かして頂いて
ありがとうございございます。